睡眠時無呼吸症候群の症状 | ||
日中の眠気 | |
運転中の眠気、居眠り | |
倦怠感 | |
朝起きた時の、喉の渇き、頭痛 | |
いびき | |
集中力の低下、学力低下 | |
睡眠中に何度か目が覚める | |
小児の夜尿(おもらし) |
放置による危険性 | ||
睡眠時無呼吸症候群の方は、夜間睡眠中に酸素不足をくりかえします。 それにより、高血圧、不整脈、脳梗塞、心筋梗塞などの疾患を併発したり、慢性の頭痛、日中の居眠りによる交通事故、集中力の低下などの原因になるといわれています。 |
小児の睡眠時無呼吸症候群 | ||
お子さんにも睡眠時無呼吸症候群は見られます。多くは、扁桃腺肥大、アデノイド肥大、小顎症などが原因です。 いびき、日中の眠気、集中力の低下、学力低下、夜間の覚醒、夜尿等の症状が出ます。 胸がへこむ呼吸を繰り返し、漏斗胸になることもあります。 小児期は夜間の睡眠中に成長ホルモンの分泌が盛んなため、睡眠障害は成長障害につながります。 診察時に、鼻、咽頭の疾患の合併を確認します。 アレルギー性鼻炎、扁桃腺肥大、アデノイド肥大、口腔の形態、副鼻腔炎などがないか、必要であれば検査で確認します。 睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、簡易型PSGにて検査も可能です。詳しくは、診察時におたずねください。 |
睡眠時無呼吸症候群の検査 | ||
検査は、器械を1日ご自宅にお貸しして、自宅でしていただけます。 鼻や胸、腹、指先にシールやクリップをつけて寝るだけの簡単な検査です。 (当院では簡易型PSGのみをおこなっております) 検査の器械は、業者より宅急便でご自宅にお送りいたします。検査後に業者あてに宅急便でご返送ください。結果は次回診察時にご説明いたします。 検査費用は、3割負担の方で約2,200円になります。 |
【簡易睡眠検査装置 スターダスト2】 |
睡眠時無呼吸症候群の治療 | ||
検査結果、睡眠時無呼吸が認められた方は、治療のお話をいたします。 治療は無呼吸が軽度の場合、体重管理、運動療法、など。 無呼吸が高度の場合は、
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※簡易型PSGで診断が難しい場合は、睡眠専門施設にて一泊入院のPSG検査を紹介し、治療は当院でおこなっています。手術、精密検査が必要な場合は、速やかに御紹介させていただいております。 |
当院の治療方針 | ||
n-CPAP治療が必要と判断された場合は、ご自宅に治療機械をリースという形でお貸ししています。 このリース料は、在宅治療として、健康保険の適応になります。(3割負担の方で4〜5,000円/月) n-CPAP治療をおこなう場合は、月に一回(安定してきたら1か月から3か月に一回)クリニックに受診が必要です。その際に、自宅での治療が上手くできているかお話をうかがい、併せて毎月、体重と体脂肪の測定をします。生活習慣の問題点(外食、運動不足、喫煙、飲酒など)も、診察時に一緒に相談していきます。 n-CPAPの使用状況は、インターネットにてクリニックで確認させていただきます。診察時に使用状況の説明をさせていただき、データをお渡しいたします。 睡眠時無呼吸症候群の治療には、自分の意識が大切です。“健康な生活や良い睡眠を得たい” という自分の意識を持ち、目標をつくり治療を続けていく事が大切です。 耳鼻咽喉科 j クリニック では、そのお手伝いをするという形で、一緒に治療していきます。ただ、漫然とn-CPAP治療を何年も続けるのではなく、治療終了を目標にしていきましょう。 ※3カ月おきに、内臓脂肪、腹囲も測定します。体重や体脂肪の改善がご自分で難しい場合、こちらからアドバイスいたします。 |
いびき症 | ||
いびきの原因がどこか、鼻やのどの診察をし、原因にあわせて治療をします。 睡眠時無呼吸がある場合は、併せて治療が要ります。 ※ 口腔内装具をご希望の方は装具作成を歯科にお願いいたします。 |
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