| 2007/10/10 |
| 【化学物質過敏症とは】 私たちが毎日の暮らしの中で身近に接する化学物質は、7万種類以上になると言われています。 化学物質が非常に高濃度(1000分の1単位)な場合は体に中毒症状が、高濃度(100万分の1単位)の場合はアレルギー症状が出るといわれています。 高濃度の有害化学物質の摂取や接触があると、体内の化学物質受容体や伝達神経に変化が生じ、それ以降は極微量(10億分の1単位)の化学物質でも反応するようになってしまうことがあります。 極微量の化学物質で体調の変化を生じる状態を、「化学物質過敏症」と呼びます。 1つの化学物質に反応する人は、多種類の化学物質に反応してしまうため、「多種化学物質過敏症」ともいわれます。 【症状】 化学物質過敏症の症状は、頭痛、倦怠感、不眠、便秘、動悸、皮膚炎、咽頭痛、目の刺激症状などの特徴のないものが多く、自律神経失調症や、更年期障害と間違われることがあります。 【診断基準】 一般に次の6項目が当てはまる場合に、化学物質過敏症の可能性が高いと考えられています。 (1) 微量の化学物質の暴露に反応する (2) 原因物質の除去で改善、治癒が見られる (3) 反応に再現性がある (4) 慢性の疾患である (5) 関連性のない多種類の化学物質に反応する (6) 症状が多臓器に見られる 【原因物質】 新築住宅に入ると、頭痛がしたり目がチカチカして涙が出るのは、建築材料や塗料、接着剤から揮発した化学物質が原因であるといわれています。 ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、木材保存剤、可塑剤、シロアリ駆除剤などが原因化学物質になります。 原則的には、世の中のすべての物質が原因物質になりえます。 ●化学薬品・・・殺虫剤、除草剤、防菌グッズ、漂白剤、洗浄剤、可塑剤など ●有機溶剤・・・塗料、クリーナー、シンナー、芳香剤など ●衣 料・・・じゅうたん、カーテンに含まれる防炎可塑剤 ●金 属・・・貴金属、重金属 ●そ の 他・・・タバコ煙、排気ガス、花粉、動物の毛、大気汚染物質、医薬品 食品添加物など 原因物質の中には、発ガン性や、喘息の悪化との関連がいわれているものもあります。 【予防と治療】 (1) 自分の生活環境から、推定原因物質を減らす、接触を少なくする。 (2) シックハウス症候群の場合は、室内のこまめな換気。 (3) 体調管理(睡眠、食事、休息、ストレスの回避など)。 (4) 解毒促進のための、運動療法、温泉療法、サウナ療法。 ビタミンC・E、亜鉛、マグネシウム、セレニウムなどの摂取。 (5) G-マックスプレー、光触媒空気清浄機の使用。 (6) 環境の改善(引越し、転職など) ご自身やご家族の症状で気になる点がある方は、遠慮なくご相談ください。 |